「とっても」1993年
子どもが、CD棚から「これ聴く」と言いながら勝手に持ってきます。何が基準なのかは分かりません。ある意味「ジャケ買い」しているのと一緒です。多分。
で、今日も「これ聴く」の声。振り返ると、子どもがペット・ショップ・ボーイズの Very を持って突っ立っていました。そりゃー、あのオレンジ色のイボイボケースは気になるよなー。今、一緒に聴いています。子どもの背が高くなるにつれ、CDの選択範囲も広がっているようで、しばらく聴いていないCDがこのように発掘されます。
うーん、このアルバムが発売された1993年当時は、私はまだカリフォルニアにいた…憂鬱な時代だった…と余計なことを思い出してしまいました。とか言ったって、ニュー・オーダーの Republic だって1993年発売。ついでに言うならばデペッシュ・モードの Songs of Faith and Devotionもそうでした。しかし、後から振り返って、ニュー・オーダーとデペッシュにとってはターニングポイントになった両作品なのに対し、PSBのお兄さんたちにとっては単なる通過点…と言っても、日本では “Go West” のカヴァーがめちゃくちゃ流行って、挙げ句の果てには清水隆行(現・崇行)の応援歌になってしまったのだから、それはそれでターニングポイントだったのかも。
そんな清水は水道橋からゴー・ウエストした先の所沢でがんばってくれると期待していたのに。
Bad Lieutenant: the first impression
バッド・ルーテナントのアルバム Never Cry Another Tear を iPod に入れて聴いています。表面だけ見れば、「ピーター・フックのいないニュー・オーダー」ですが、ちゃんと聴くと、うーん、ニュー・オーダーでもない…。
笑ってしまうのは、ギタリスト3人という編成。フッキーのフリーベース(こちらはフッキーにマニにアンディ・ローク=ベーシスト3人!)を意識したのかどうなのか。しかしフリーベースには別のヴォーカルがいるところ、バッド・ルーテナントにはバーニーのほかにジェイク・エヴァンスという若人がいて、この人の歌がめちゃくちゃ良い! はっきり言ってバーニーを食ってます。きれいなバリトンです。ちょっとコールドプレイのクリス・マーティンを彷彿とさせます。だから、良い意味で、ニュー・オーダーではないのだと思います。
波が来た!!!!!
(一応、5枚分の exclamation point です)
ニュー・オーダーの、最初の5作品のリマスター盤が、バッド・ルーテナントの1枚目(と呼んでいいのか…)とともに届きました。どうやら、本国ロンドン・レコーズ盤に、ライナーノーツおよび歌詞の日本語訳をつけたものみたいです。
改めて背中を見てハッとしました。
New Order: the Factory years.
そういえば、Republic はロンドンから発売だったのだ…“Regret” はファクトリーに別れを告げる歌だったのだ…。
私はリマスター盤にそれぞれ付いてくるレアトラック集目当てで買いましたが、今回のパッケージが意外に凝っていて感激しました。デジパック仕様で、中を開くと、LP時代の内袋を模したフラップが。しかもCDにはレーベル面を模した印刷が施されています! 特に Power, Corruption & Lies を見ると、芸の細かさに涙が出ます。あ、Movement も。


